2016年7月29日金曜日

アメリカで貯蓄する(その2)

前回、貯蓄の方法としてSavingとCDについて書いたが今回は、投資信託について書く。
我が家はSavingを基本とし、残りの余裕資金をCDと投資信託で回すことにした。個別の株取引についてはもう少し余裕ができたら考えることにする。

投資信託であるが、Charles Schwab‎、Vanguard、Fidelity、Betterment、Wealthfrontなどの会社が有名である。そのうち、最近人気なのがBettermentとWealthfrontで、両方とも運用をコンピュータアルゴリズムにさせることで手数料を大幅に抑えている点が特徴である。また、運用の際は、リスク許容量を客が指定し、それに合わせて自動でポートフォリオを作成してくれる。ポートフォリオ内の投資信託は基本的にインデックスファンドであり、例えば米国株のインデックスファンド(ETF)30%、外国株のインデックスファンド、20%、新興国のインデックスファンド15%、天然資源5%などのように、適正に分散してくれる。私はソフトウェアエンジニアなのでかなりバイアスがかかっているが、アルゴリズム運用のほうが人間よりも信用できる気がしている。なぜインデックスファンドかというと、分散投資が簡単にできるという点もあるが、手数料が安いことが大きいらしい。

我が家はWealthfrontを使ってリタイヤ後の資金をためることにした。ルールとして月々一定額を預け入れ、リタイヤ後まで引き出しはしないこととした。いろいろ調べた結果、一番損するパターンは値動きに合わせて一喜一憂して売り買いを繰り返すことらしい。特に素人はこれをしがちで実際私もだいぶ前に、日本で景気が良かった時に、周りの株で儲かったという話を聞いて投資信託を30万円分購入したとたん、景気が悪くなり半額になってしまった。そこで売らずにいればいまごろ30万円を超えていたかもしれないのに、焦って15万で損切りしてしまったという典型的な素人の失敗である。なので、景気が悪くなって資産価値がさがっても恐怖心から換金しないで今まで通り積み立てる。これをドルコスト平均法と呼ぶらしい。



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